去年から、ある企業の立ち上げに関わっていてセミナーなどによく顔を出していました。
今はなにか行動を起こす時、行動を起こす前にはほとんどの人が「検索」をします。
パソコンであったり、携帯電話、スマートフォンであったりします。
そんな時、情報発信の大切さを痛感することがよくあります。
大企業は企業名がすでにブランドになっています、ブランド=信頼です。
この企業の商品やサービスは「どんなお客さんをターゲットにしているか。男女、年代、収入」「どのような目的で使われるものなのか 時間、場所、状況」などが大企業の名前を聞いただけでほぼわかります。
ユニクロ=普段着なので結婚式に着る服を探す人はいません。
ベンツはそれなりの地位と収入がある人をターゲットにしている。
こんなことは誰でも知っているブランドの位置づけです。
だから、大企業のホームページはカタログのようなデザインでもOKなのです。
信頼があるからお客さんは「買う」目的でホームページを訪れるからです。
しかし、名前もほとんど知られていない地方の中小企業のホームページがカタログのような内容だったらどうでしょう。
価格や量で判断しなければいけないような買い物は大企業に任せておけばいいのではないですか?
買う方の予算はあるでしょうが「安さ」を全面に出していてはお客さんに
「どうせ何でも安さしかあなたには判断できないのだから。。。」と言っているようなもの。
今のお客さんはそこまでバカじゃないですよ。
ホームページでも、その商品やサービスを生み出した物語や文化に共感して手に入れたいと思う人が多くなっています。
ブログやツイッター、Facebookをみて「この人から買いたい」と思う人が増えています。
商品やサービスを生み出した時のワクワクした気持ち、ぶつかってしまった壁、それを克服した苦労。
そんな内容がホームページにあったらどうでしょうか。
そしてそこに「笑顔の顔写真」「お客さんの喜びの声」「クレームがあってもきちんと対応した履歴」があればどうですか?
あなたのホームページを見直すいい機会かも知れません。
ホームページは見込客を増やすにはまだまだ使えるツールです。