今回は、0xc1900101エラーが発生する場合の原因と解決方法について解説します。
0xc1900101エラーが発生する場合、ドライバーが影響していることが多く、以下のような解決方法が有効な可能性があります。
- ドライバーの更新
- BIOSの設定変更
- ドライブのエラーチェック
- スタートアッププログラムの停止
- 外付けドライブを取り外す など
本記事では、これらの具体的な手順などについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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「Windows 10をインストールできませんでした 0xc1900101-0x30018」エラーの原因と解決方法は?回答です
本項目では、「Windows 10をインストールできませんでした 0xc1900101-0x30018 sysprep_specialize boot操作中にエラーが発生したため、インストールはfirst_bootフェーズで失敗しました」というエラーが発生してしまう場合の主な原因と解決方法について解説しています。
- 0xc1900101-0x30018エラーの主な原因
- 0xc1900101-0x30018エラーの解決方法-ドライバーの更新
- 0xc1900101-0x30018エラーの解決方法-BIOSの設定
それでは、まずは原因から確認していきましょう。
0xc1900101-0x30018エラーの主な原因
0xc1900101-0x30018エラーが発生する場合、主にドライバーが影響している可能性があります。
また、状況としては、アップデート・アップグレードの際に発生するケースが多いです。
つまり、0xc1900101-0x30018エラーは、アップデートなどを実行する際にドライバーが何らかの影響を及ぼしてしまい更新に失敗した場合に発生するエラーだと言えるでしょう。
0xc1900101-0x30018エラーの解決方法-ドライバーの更新
0xc1900101-0x30018エラーは、原因となるドライバーを更新することで問題が解決する可能性があります。
ただし、原因となるドライバーがわからないという場合もあると思います。
このような場合は、ドライバーをすべて更新してしまったほうがよいでしょう。
ドライバーの更新方法は以下の通りです。
【ドライバーを更新する方法】
- 「スタート(Windowsマーク)」を右クリックします。
- 「デバイスマネージャー」を選択します。
- 該当のドライバーのデバイスを選択します。
- プロパティを開き、「ドライバー」タブを選択します。
- 「ドライバーの更新」を選択します。
0xc1900101-0x30018エラーの解決方法-BIOSの設定
0xc1900101-0x30018エラーが発生する場合、BIOSの設定を変更することで問題が解決する可能性があります。
BIOSで「レガシーUSBのサポート」が有効になっていると、0xc1900101-0x30018エラーが発生しアップグレードに失敗するケースがあるようです。
PC起動時の各メーカーの画面でBIOS起動キー(メーカーごとに異なります)を連打しBIOSを起動後、レガシーUSBのサポートを探してこちらを無効にしてみてください。
Window11へのアップグレードで0xc1900101-0x30018が発生する場合
Windows 11へのアップグレードで0xc1900101-0x30018が発生する場合は、以下の方法で問題が解決できる可能性があります。
- 周辺機器の接続を解除する
- ドライバーを更新する
まずはマウス、キーボード、ディスプレイ以外の周辺機器を取り外してみてください。
それでも問題が解決しない場合は、ドライバーを更新してみましょう。
ドライバーの更新方法はこちらです。
このように、0xc1900101-0x30018エラーが発生する場合、周辺機器を取り外してドライバーを更新すると問題が解決する可能性があります。
それでも問題が解決しない場合は、さらに先の項目も参考にしてみてください。
Windows 11アップデートで0xc1900101エラーが発生する場合
Windows 11のアップデートで0xc1900101エラーが発生する場合は、以下の方法で問題が解決するかどうか試してみてください。
- 周辺機器の接続を解除する
- ドライバーを更新する
- ウイルスソフトをアンインストールする
- 不要なソフトをアンインストールする
- ディスクの容量を確保する
ドライバーの更新方法はこちらに手順を記載しています。
ソフトのアンインストール方法は以下の通りです。
【ソフトをアンインストールする方法】
- 「スタート(Windowsマーク)」を選択します。
- 「設定(歯車マーク)」を選択します。
- 「アプリ」を選択します。
- 「アプリ&機能」を選択します。
- アンインストールしたいソフトを選択します。
- 「アンインストール」を選択します。
このように、Windows 11のアップデートで0xc1900101エラーが発生する場合は、不要なソフトをアンインストールしたり、ディスクを整理して容量を確保したりすることでも問題が解決する可能性があります。
Windows 11 22H2へのアップグレードで0xC1900101-0x40021エラーが出る場合
Windows 11の22H2へのアップグレードで0xC1900101-0x40021エラーが発生する場合、以下のような解決方法を実行することで問題が解決する可能性があります。
- スタートアッププログラムをすべて無効にする
- セキュリティソフトを一度アンインストールする
- ドライブの正常性チェックを行う
- 外付けしているドライブを外す
それぞれの具体的な手順は以下の項目で解説しています。
すべての解決方法を実行することで問題が解決するケースもあるため、試してみてください。
0xC1900101-0x40021エラーの解決方法①スタートアッププログラムをすべて無効にする
0xC1900101-0x40021エラーが発生する場合、スタートアッププログラムをすべて無効にすることで状況が改善する可能性があります。
手順は以下の通りです。
【スタートアッププログラムの設定方法】
- 「スタート(Windowsマーク)」を選択します。
- 「設定(歯車マーク)」を選択します。
- 「アプリ」を選択します。
- 「スタートアップ」を選択します。
- 該当のアプリの横にあるスタートアップオン・オフスイッチを切り替えます。
0xC1900101-0x40021エラーの解決方法②セキュリティソフトをアンインストールする
0xC1900101-0x40021エラーが発生する場合、セキュリティソフトを一時的にアンインストールすることで問題が解決する可能性があります。
ソフトのアンインストール方法はこちらです。
0xC1900101-0x40021エラーの解決方法③ドライブの正常性チェックを行う
0xC1900101-0x40021エラーが発生する場合、ドライブのエラーチェックを行うことで問題が解決する可能性があります。
手順は以下の通りです。
【ドライブのエラーチェックを行う方法】
- 「Windows」キーと「R」キーを同時に押します。
- 「sfc /scannow」と入力します。
- 「Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」と入力します。
- 「Enter」を押します。
- 「chkdsk C: /f /r /x」と入力します。
- 「Enter」を押します。
0xC1900101-0x40021エラーの解決方法④外付けドライブを外す
その他の方法をすべて実行しても0xC1900101-0x40021エラーが解決しない場合は、外付けのドライブが接続されていないか確認してみましょう。
もし外付けドライブが接続されている場合は、アップグレードの間だけ一時的に取り外してみてください。
Windows 10の21H2が0xc1900101エラーでインストールできない場合
Windows 10の21H2が0xc1900101エラーでインストール出来ない場合は、まずドライバーを最新にしてみることで問題が解決する可能性があります。
ドライバーの更新方法はこちらです。
また、それでも問題が解決しない場合は、以下のような方法を試してみてください。
- Windowsを初期化する
- ホームページからアップデートを実行する
- USBでWindows 10を上書きする
それぞれの手順については、以下の項目で解説しています。
Windowsを初期化する
Windows 10の21H2が0xc1900101エラーでインストール出来ない場合、Windowsを初期化することで問題が解決する可能性があります。
なお、初期化の際は念の為データをバックアップし、パスワードなどのログイン情報などもメモしておきましょう。
【Windowsの初期化手順】
- 「スタート(Windowsマーク)」を右クリックします。
- 「設定」を選択します。
- 「更新とセキュリティ」を選択します。
- 「回復」を選択します。
- 「このPCを初期状態に戻す」の「開始する」を選択します。
- ファイルを残す場合は「個人用ファイルを保持する」を選択します。
- 初期化が完了するまで待機します。
ホームページからアップデートを実行する
Windows 10の21H2が0xc1900101エラーでインストール出来ない場合、マイクロソフトのホームページのカタログからアップデートを実行することで問題が解決する可能性があります。
手順は以下の通りです。
【ホームページからアップデートを実行する手順】
- Microsoft Update Catalogにアクセスします。
- 更新プログラムを検索します。
- 「ダウンロード」を選択します。
- 入手したプログラムを実行します。
USBでWindows 10を上書きする
Windows 10の21H2が0xc1900101エラーでインストール出来ない場合、USBでWindows 10を上書きすることで問題が解決する可能性があります。
こちらの内容を実行する場合、8GB以上の容量があるUSBを用意してください。
【USBでWindows 10を上書きする手順】
- ソフトウェアのダウンロードにアクセスします。
- 「ツールを今すぐダウンロード」を選択します。
- 入手した「MediaCreationTool」を実行します。
- 「ユーザーアカウント制御」の画面が表示されたら「はい」を選択します。
- ライセンス条項を確認します。
- 「別のPCのインストールメディアを作成する」を選択します。
- 「次へ」を選択します。
- 「このPCにおすすめのオプションを使う」を選択します。
- 「次へ」を選択します。
- USBメモリをパソコンに接続します。
- 「USBフラッシュメドライブ」を選択します。
- 「次へ」を選択します。
- USBを選択します。
- 「次へ」を選択します。
- 「USBフラッシュドライブの準備ができました」と表示されたら、エクスプローラーからUSBを右クリックします。
- 「開く」を選択します。
- 「ユーザーアカウント制御」の画面が表示されたら「はい」を選択します。
- 「Windows セットアップでの更新プログラムのダウンロード方法の変更」を選択します。
- 「今は実行しない」を選択します。
- ライセンス条項を確認します。
- 「引き継ぐものを変更」を選択し、オプションを選びます。
- 「インストール」を選択します。
富士通のPCで0xc1900101-0x30018が発生する場合
富士通のPCで0xc1900101-0x30018エラーが発生する場合、「富士通アップデートナビ」にてドライバーの更新を行うと問題が解決する可能性があります。
理由は、ドライバーが最新になっていないと0xc1900101-0x30018エラーが発生してしまうことがあるためです。
注意点は、「富士通アップデートナビ」では場合によって何度も更新を行う必要があるケースがあるということです。
何度か繰り返さないと更新画面に最新バージョンが出ない場合もあるようですので、完全に最新になるまで確認してください。
このように、富士通のPCで0xc1900101-0x30018エラーが発生する場合、「富士通アップデートナビ」にてドライバーが完全に最新になるまで更新を行うと問題が解決する可能性があります。
まとめ
今回は、0xc1900101エラーが発生する原因とその解決方法について解説しました。
0xc1900101エラーは、主にドライバーが影響して発生するエラーです。
そのため、アップデートなどで0xc1900101エラーが発生した場合、ドライバーを一度すべて更新してから再度実行してみることでエラーを回避できる可能性があります。
メーカーによってはドライバー更新用ソフトの仕様により何度も更新を行う必要があるケースなども見られますので、PCの状況に合わせて対処方法を試してみてください。