ホームページの制作をしていて便利なツールを見つけたので備忘録。
先日からコーディングをしているエポフィット工法協会の組合概要のページに組合員リストがあった。
その数が42件。
もう少し少なかったら手打ちでtableのHTMLを書くのですが、見ただけでやる気がなくなってしまいました。
しかも、渡してくれたファイルはAdobeのイラストレーター。つまりAIファイル。
どうすれば良いの?しかも行で分けられているのだったらtrとtdを挿入すれば良いのですが、ダイレクト選択ツールで選択しても列でしか選択出来ない。
AIファイルからExcelへ
まず、デザイナーのWAKTALさんからのアドバイス。
「文字ツールで選択してコピー、そしてエクセルに貼りつけて下さい。」
なるほど、文字ツール(T)を使うと文字としてデータをコピーできる。
次にエクセルを起動してA1のセルを選択して貼付けします。
順次、右側のセルを選択コピー、エクセルに貼付けして全てのデータをエクセルに移動出来ました。
ツールのダウンロード、設定
ここで大変便利なツールをダウンロード、その名も「エクセルからHTMLへ」(結構ベタなネーミング)
ダウンロードはhttp://www.ne.jp/asahi/pea/port/PutEXCELintoHTML.html
zipファイルがダウンロードされるので適当な場所へ解凍します。
ここからは私の環境での説明です。(Windows VISTA、Office 2007)
解凍するとF:\My Documents\PutEXCELintoHTMLのフォルダが出来ていますのでダブルクリックで開きます。
その中のPutEXCELintoHTML.xmlをダブルクリックで開くとエクセルが立ち上がります。
ここで私の環境ではマクロが無効にされていましたので使えるように設定を変えます。
私と違う環境の方はフォルダ内にあるReadMe.txtファイルを参考に設定して下さい。
オプションのボタンをクリック
このコンテンツを有効にするを選択してOKボタンをクリック、これでこのツールが使えるようになりました。
どこかで「免責及び利用条件等に同意する」が出るようです。
このツールの使い方
85行目あたりにこのようなボタンがあります。
このボタンをクリックすると窓が立ち上がります。
PutEXCELintoHTML.xlsを右上のボタンで最小化します。
変換したいエクセルのファイルをアクティブにしてデータを選択します。
ブック名とシート名が変わります。(少し時間がかかる1分ほど)
ブック名とシート名が変わったことを確認して「HTML文書作製」をクリック。
保存場所を聞かれるので任意の場所へ保存します。
出来たHTMLはこんな感じ
<table style=”border-collapse: collapse;” cols=4 width=785>
<tr>
<td class=”r1c1″>四国環境整備興業(株)</td>
<td class=”r1c2″>〒799-1533</td>
<td class=”r1c3″>愛媛県今治市国分1-1-18</td>
<td class=”r1c4″>TEL. 0898-48-1600</td>
</tr>
<tr>
<td class=”r1c1″>(株)美保</td>
<td class=”r1c2″>〒799-1503</td>
<td class=”r1c3″>愛媛県今治市富田新港1-2-8</td>
<td class=”r1c4″>TEL. 0898-47-4810</td>
</tr>
<tr>
<td class=”r1c1″>(株)森田組</td>
<td class=”r1c2″>〒790-0941</td>
<td class=”r1c3″>愛媛県松山市和泉南4-15-3</td>
<td class=”r1c4″>TEL. 089-956-2257</td>
</tr>
ヘッダー内を見るとスタイルシートが書かれていてフォントの種類、サイズ等が書かれています。
私の場合は<table>?</table>をコピーしてコーディングしているファイルに貼付け、スタイルシートでデザインを調節して使っています。
HTMLにあるクラスはテキストエディタで変更、または削除して使っています。
このツールがあれば、テキストエディタとあわせて使うことで作業がかなり楽になります。