某ホテルからWi-Fi(無線LAN)の設置をしたいとのお問い合わせを頂きました。
そのホテルは各部屋へは有線LANがあるのですが、最近の流行はスマートフォンとタブレット。有線LANではインターネットに繋ぐことができません。
調査
まずは見積もりを出すためにホテル内の調査です。
各階の配電盤には有線LANが引かれていて、そこから各部屋へLANケーブルを引っ張っています。
このホテルは各階14部屋あるので、16ポートのスイッチングハブを使うといっぱいで余裕がありません、また、今回はLANケーブルで給電(PoE:Power over Ethernet)できる装置使う予定なので、使えるかどうかもチェックします。
また、無線LAN親機を持って行って各部屋での電波の強さをチェックします。
調査結果は各階にPoE給電対応のスイッチングハブと無線LANアクセスポイントを2台設置で見積もりを出しました。
使った装置はアクセスポイントがアイ・オー・データ機器WHG-NAPG/AL
これらの装置を選んだ理由は、
アイ・オー・データ機器WHG-NAPG/AL
NETGEAR 10ポート PoE ギガビット スマートスイッチ GS110TP-100AJS
設置、施工
あらかじめ、電気工事店にしてした位置にLANケーブルを引っ張ってもらっていたので、廊下の壁の一番上にアクセスポイントを木ネジやアンカーネジで固定してLANケーブルをつなぐ。
また、配電盤で既存のスイッチングハブからPoEスイッチングハブにLANケーブルで繋ぎ、アクセスポイントにつながっているLANケーブルをつなぐだけ。
既存のスイッチングハブ→PoE給電スイッチングハブ→アクセスポイントと繋ぐ。
設置、接続が終わったら、とりあえず電源ランプの点灯を確認してSSIDとパスワードの設定、タブレットやスマートフォンで接続の確認、設定した内容をエクセルに書き込みます。
この作業を各階で行って完了です。
フロントのパソコンに設定内容を書き込んだエクセルをコピーして、スタッフに説明して完了です。
このホテルの場合は、各階の部屋数が14部屋でしたのでアクセスポイント2台で対応しています。
ご予算は1フロア15万円~です、ただし各階にLANケーブル、スイッチングハブが設置していることが条件となります。