サイトアイコン 集客特化型ホームページの制作は愛媛県のICTビジネスサポーター株式会社

WordPress2.9へアップグレード(Xサーバー)

昨日発見したのだが、Wordpressが2.9にバージョンアップしていた。
私はいくつかレンタルサーバー、自宅サーバーを使っているが、Xサーバーでは少々手こずったので備忘録。
WordPressのバージョンアップをする時は必ずテーマファイル、Mysqlのバックアップ、記事のエクスポートをしましょう。

データベースの切り替え

WordPressを2.9へバージョンアップしようとするとデータベースのMysqlを4.2.8以上にするように求められる。
Xサーバーでは一旦、全てのMysqlとデータベースのユーザーを削除しなければいけない。
しつこいようですが、必ず削除する前にデータベースのバックアップをとりましょう。
Xサーバーでは5つMysqlを使うことができますが、その全てです。

データベースのバックアップの取り方

Xサーバーではphpmyadminが使えるのでこれでデータベースのバックアップを取ります。
まず、phpmyadminにログイン。 エクスポートをクリック。 ファイルはSQLを選択、オプションは全てのチェックボックスにチェックを入れる、ファイルに保存するにチェックを入れて「実行」をクリック。
これでローカルにデータベースのバックアップを保存することが出来る。

データベースを削除、切り替え

Xサーバーにログインして、更にサーバーパネルにログイン。
Mysql設定をクリック。 (後の作業を楽にするためにデータベース名とユーザー名はセットでメモしておきましょう.)
データベースの一覧が表示されるので右端の削除をクリックしてデータベースを削除する.
複数のデータベースを使っている場合は全て削除する.
Mysqlのユーザー一覧をクリックして全てのユーザーを削除する。
サーバーパネルのトップへ戻って「MySQL Ver.切替」をクリック。
MySQL5.0に切り替えるをクリックすればデータベースの切り替えは完了です。

データベースとユーザーを追加

データベースとユーザーを(メモした通りに)追加します。

必要なだけ追加したら、チェックしておかなければいけないところがあります。
[MySQL Ver.切替]→[ MySQL情報 ]で「MySQL5 ホスト名」をメモしておいてください。
前までのMySQLではホスト名はすべて「localhost」でよかったのですがMySQL5ではmysql**(数字).xserver.jpになります。

バックアップしたデータベースファイルのインポート

私はここで時間をくってしまいました。 約半日、色々ググって見たのですがわからずじまいでした。
結局は自分が見つけた方法でインポートすることができました。

まず、XサーバーのサーバーパネルからphpMyadminにログインします。
そして、インポートするデータベース名をクリック。
上部にあるインポートをクリックしてインポートの設定画面にします。
インポートするファイルではローカルに保存したファイルを指定、ファイルの文字セットはutf-8を選択(デフォルトのまま)、 インポートするファイルの形式のオプションでMYSQ40を選択して、一番下、右端にある「実行する」をクリック。

これでうまくいくはずでした。

黄色の背景に赤色の文字でエラーの詳細が書かれていたら、一番下にあるエラーの番号を見てください。

1044・・・データベースとユーザーの設定、または組み合わせが違っています。一旦、データベースを削除してやり直してください。

1007・・・すでに指定のデータベースがあるので新たにデータベースが作れないエラーです。 1007のエラーになった場合は次のことをすることで私は解決しました。
ローカルに保存してあるデータベースのバックアップファイルをエディタで開きます。 18行から22行に以下のように書かれていたら削除します。

— — ・・・・・?・・・ : `(データベース名)` —
DROP DATABASE `(データベース名)`;
CREATE DATABASE `(データベース名)`;
USE (データベース名);

この部分でもう一度データベースを作り直しているようです。 削除すると無事にバックアップしたデータベースファイルをインポートすることができました。

wp-config.phpファイルの変更

データベースファイルのインポートが終わったら最後にWordpressのファイルの中のwp-config.phpファイルを変更します。
FTPソフトでダウンロードして33行目でデータベースのホストを指定していますので自分に割り当てられたXサーバーのMySQLサーバー(例えばmysql**(数字).xserver.jp)に変更して再度サーバーにアップロード、上書きすれば以前と同じようにWordpressが使えます。
Wordpressの今回の変更で私が素晴らしいプラグインだと感じていたSimple Tagsが今のところは使えないようです。

モバイルバージョンを終了