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WordPressをパソコン(xampp)にインストールする。②

xamppはサーバー機能が全て入っています。
実は、モデム(フレッツ光ならCTU)のポートを開放してやればWindowsのパソコンでもウェブサーバーを構築できます。
私も一時、3年ほど前に自宅でウェブサーバーを運用していたことがありますが、電気代が24時間運用すると月額1,000円ほどかかりますが、
ホームページの容量を気にすることなく運用できますので、面白かったのを覚えています。

xamppにWordpressをインストールする

WordPressのダウンロード

さて、前回あなたのパソコンにインストールしたxamppに、Wordpressをインストールする手順です。

必要なものは、もちろんWordpressの日本語版です。
今回、インストールするのはバージョン3.6です。

WordPress 日本語ローカルサイトからダウンロードしますが、今の時点(2013年7月29日)ではリリース候補版です。
上記のサイトの右の方にベータ&RCバージョンをクリックします。

3.6-RC2のzipをクリックすればダウンロードが始まります。

保存をクリックして、適当な場所にzipファイルを保存して、解凍しておきます。

xamppにデータベースを作る

前回、あなたのパソコンにインストールしたxamppにブラウザでアクセスします。
ブラウザのアドレスバーに
[html]
http://localhost
[/html]

と入力して下さい。
こんな画面が表示されます。

右端の「日本語」をクリックすると、次の画面になります。

右のメニューのやや下の方にあるToolのphpMyAdminをクリックします。
phpMyAdminは、ほとんどのレンタルサーバーに標準装備されているデータベース(MySQL)管理ツールです。
データベース(中に含まれるテーブルを含めて)を作成、削除、最適化、変更などがビジュアルでできます。
もし、phpMyAdminがなければ、SQL文を書いて操作しなくてはいけないので、専門知識がある人しか使えなくなってしまいます。

データベース(MySQL)は、xamppをインストールした時点では、ユーザーがroot、パスワードはなしになっています。
モデムなどのポートを開放していなければ、外部から侵入することはないでしょうが、ちょっと怖いですよね、特にパソコンを他の人と共有しているのでしたら、パスワードを設定しましょう。

まず、phpMyAdminの上のメニューのユーザーをクリックします。

ユーザー概略の画面になりますので、一番下のユーザー:root ホスト:localhostの「特権を編集」をクリックします。
少しスクロールしたところに「パスワードを変更する」の項目がありますので、パスワードを2回入力して、右下にある「実行」ボタンをクリックすればパスワードの変更ができます。
下にある「パスワードを生成」をクリックすればランダムな英数字記号でパスワードが生成されますので、これを使ってもOKです。

【重要】ただ、ここでパスワードを変更してもphpMyAdminにログインできません。もう1ヶ所変更する必要があります。
インストールしたxamppフォルダの中のphpMyAdminフォルダの中のconfig.inc.phpをテキストエディタで開きます。
18行目~25行目あたりに以下のコードがあるので$cfg[‘Servers’][$i][‘password’] = ‘ ‘;を見つけて下さい。
この’と’の間に先ほどのパスワードを記述して、上書き保存すればOKです。

[php]
/* Authentication type and info */
$cfg[‘Servers’][$i][‘auth_type’] = ‘config’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘user’] = ‘root’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘password’] = ‘*******’;//ここに先ほどのパスワードを記述する
$cfg[‘Servers’][$i][‘extension’] = ‘mysqli’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘AllowNoPassword’] = true;
$cfg[‘Lang’] = ”;
[/php]

MySQLのパスワードの設定が完了したら改めてphpMyAdminにログインします。

phpMyAdminの画面が表示されたら、上のメニューの「データベース」をクリックします。

データベースの画面になりますので、「データベースを作成する」の窓に任意の文字を入力します。ここでは「kaibundou」です。
そして「作成」ボタンをクリックすればOKです。

画面が切り替わります、左のメニューに「kaiubndou」が追加されています。

これで、Wordpressで使用するデータベースが作成されました。次はWordpressのインストールです。

WordPressをインストールする

まず、ダウンロードして解凍しておいたwordpressのフォルダを移動します。
場所は、xamppの中のhtdocsのフォルダです。(ここではkaibundouのフォルダ名に変更しています)

そして、ブラウザのアドレスバーに
[html]http://localhost/kaibundou/[/html]
と入力して、Enterキーを押下します。
下の画面になるので「設定ファルを作成する」をクリックします。

この画面では「さあ始めましょう」をクリックします。

この画面ではデータベースの情報を入力します。
データベース名:先ほど作ったデータベース(今回はkaibundou)
ユーザー名:root(変更した場合は変更したユーザー名)
パスワード:phpMyAdminで変更したパスワード(変更していない場合は空白)
データベースのホスト名:localhost
テーブルの接頭辞:変更しなくてもOKです。(もちろん変更してもOK)
【重要】テーブルの接頭辞は「wp_」となっています。xamppの場合は問題ないですがレンタルサーバーにインストールする時はセキュリティ上危険なため何か他の文字列に変更しましょう。
全ての項目を入力したら「送信」をクリックします。

この画面が表示されたら、データベースなどWordpressをインストールする準備が全て整っているってことです。
「インストール実行」をクリックします。

この画面が表示されたら、いよいよ最終段階です。
サイトタイトル、ユーザー名、パスワード2回、メールアドレスを入力して、「Wordpressをインストール」をクリックします。
【重要】デフォルトではユーザー名がadminとしてすでに入っています。xamppの場合は問題ないですが、レンタルサーバーにインストールする時はセキュリティ上adminは変更するべきです。

この画面が表示されたら、無事にインストールができています。おめでとうございます。あなたのパソコンでWordpressが使えるようになりました。
「ログイン」をクリックして、ダッシュボード(管理画面)に入りましょう。

ログイン画面です。先ほどのユーザー名とパスワードでログインして下さい。

ダッシュボード(管理画面)です。
Wordpressを使う時の基本画面です。
投稿や固定ページの追加、変更、削除。テーマ、ウィジェット、カスタムメニューの追加、変更。プラグインの追加、削除、設定などを行います。

お疲れ様でした、このページではあなたのパソコン(xampp)にWordpressをインストールしましたが、レンタルサーバーでも基本的には同じ手順です。

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